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相対性理論が
昨日、日経、東京新聞共に記事にしていたのだが、名古屋大学大学院理化学研究科の准教授らが参加する国際グループが「ニュートリノ」が「光よりも早く動いた」とする測定結果を公表した件。
光速を超えることができたとするなら、時間の流れが逆行し、タイムマシンが出来る可能性が見出されたことになってしまう。そんな衝撃的な測定値だ。
過去に戻れないからこそ、人間は未来を向いて生きていけるのに、もし過去に戻れるようなことがあったら、過去に捕らわれ、未来を向いて生きていけなくなる。人生にリセットボタンが生じることになるし、国家間で競ってタイムマシン研究などが始まったとしたら、僕達の生きる未来は特定の国家によって捻じ曲げられてしまうことになる。
絵空事だから、タイムマシンという考え方は面白いのであって、実際に起きるというのであれば悪夢以外の何ものでもない。今までも、他の研究結果によって、光速を越えたことがあったようだがこれは信頼性の低い環境で行っていたため「そんな馬鹿な」程度で済まされていたようだが、今回は時計の狂いも1ナノ秒とない状況下で行って出た測定値だけに衝撃が走ったのだろう。
となれば、粒子として質量「0」の光よりも、幾分かの質量を持つ素粒子(ニュートリノ)が光速を超えるという、現代物理学からは考えられない状況が発生していることになる。
しかし、実際ワープが可能になるということになれば、UFOの瞬間移動も説明がつくことであり、宇宙の法則は地球の我々が考えているものとは違う可能性も否定は出来ないのであるから(昔は天動説だったが、実際は地球が動いている、宇宙の法則)、今回の発表は衝撃であったとしても、まず真摯に受け止めて検証される必要があるだろう。
夢は広がるが、タイムマシンが実現しそうになったら、核と同じくそれを使用しない国際条約を作らないと世界が大変なことになるのではなかろうか。もちろん、自分が地上に生きている間にそれを実現することはないと考えるが(未だに音速を超える乗物はあっても、光速を超える乗物は存在しない)。